2016年03月18日

京都丹後鉄道が日本初の投資型鉄道ファンド「丹鉄ファンド」を設立、人材育成のための鉄道ビジネススクールも開講

Impress Watch内「共同通信PRワイヤー プレスリリース」より。

ウィラーグループのWILLER CORPORATION株式会社が、株式会社umari capitalと協同、自身の子会社WILLER TRAINS株式会社が運営する京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道の施設の運営を受託)を核とした、駅ナカ、鉄道車内、丹鉄沿線の価値向上のため、日本初の投資型鉄道ファンド「丹鉄ファンド」を設立し、丹鉄沿線の地方創生を目指すそうです。

全国の鉄道ファンや起業家よりアイディアを募り、そのアイディアを評価し、採用された案件に投資します。

このファンドの設立の目的は、鉄道ビジネスに多くの方が関われるようになり、サービスの提供側、受け手の垣根をなくすことで、利用者に鉄道をより身近に感じていただき、丹鉄沿線地域の魅力や価値を再認識する機会を提供します。また、丹鉄沿線の認知度向上や、沿線住民の方の地元愛を醸成します。
この取組は日本全国で展開します。

また、丹鉄沿線の地方創生を継続的に進め、地域に根付いた収益モデルをしっかりと生み出せる人材の育成、確保のために全国の鉄道ファン、起業家を対象とした「鉄道ビジネススクール」を5月より開講するそうです。ビジネスを生み出す人と、その事業に対する投資との両軸を繋ぐ仕組みを提供し、継続的な地方創生を促進していくことを目指します。

カリキュラムは1クール約3ヶ月。

企画の作り方や丹後の歴史を学ぶ座学の他、丹鉄沿線の魅力や特徴を学ぶためのフィールドワークなどを行う予定です。講師として、ウィラーコーポレーション代表取締役 村瀬茂高氏、umari代表取締役 古田秘馬氏の他、丹鉄沿線地域の商業者も登壇する予定だそうです。

【鉄道ビジネススクール詳細】
鉄道ビジネスを軸に地域のビジネスを生み出せる人材育成を目的とした20人程度に限定したビジネススクール。
・1クールのカリキュラム:全8回
・1クールの期間:約3か月
・年間2クール開催
・場所:丹鉄沿線地域・首都圏にて開講予定
・日時:5月下旬より随時開講予定
・費用:30,000円
・講師:村瀬、古田、他
・講義内容
 第1回 座学:京丹後エリアの歴史や、地域の特性、産業、課題などの地域情報を学ぶ
 第2回 座学:地域ビジネスの企画の作り方、地域ビジネスとは?
 第3回 座学 地域の声を聴く。地域の生産者(農林水産)の各ポイントの特徴を学ぶ
 第4回 地域フィールドワーク
 第5回 中間企画発表
 第6回 座学:コミュニケーションとマーケティング
 第7回 座学:地域ビジネス、コミュニティビジネスの財務、ビジネススキーム
 第8回 最終企画発表


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2016年02月10日

津軽鉄道と津軽平野に朗報! 北海道新幹線函館開業とともに、津軽平野へのアクセスバスができる!

マイナビニュースによると、
北海道新幹線函館開業とともに、津軽鉄道の終点津軽中里から、北海道新幹線、津軽線を結ぶ奥津軽いまべつを結ぶバスを1日4往復走らせるそうです。
今まで青森平野側と津軽平野側は交通機関が分断されてましたが、両方を結ぶ回遊コースが公共交通で出来ることになります。
これは鉄道というジャンルにとっても大きなメリットではないでしょうか。

このメリットを列挙してみますと
(1) 津軽鉄道が行き止まり線ではなくなる。路線活性化と維持
(2) 青森や竜飛岬を、津軽線や北海道新幹線と連携して回遊できる
(3) 津軽半島内にダブルトラックが確保。津軽線ローカルの本数の少なさを補う。青森と弘前を起終点にして2度美味しい
(4) 「斜陽館」、十三湖が青森から他の場所も含めて公共交通機関で回りやすくなる
(5) 東京はもちろん、仙台などの南部東北や函館・札幌の北海道南部からのアクセスが便利になる
(6) 津軽中里や金木地区、津軽今別が滞在場所として選ばれる可能性が

運行損益は年間約2,000万円の赤字ですが、今まで現地での滞在・アクセスが難しかったことを考えると、1つの路線の赤字にとらわれず、地域に金が落ちることが重要だと思います。
津軽の観光の活性化を応援したいです。
posted by カミガタ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 地方私鉄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

えちごトキめき鉄道の「雪月花」は、2016年4月運行開始。高級料理で供食サービスのイメージを変える

北陸新幹線の金沢開業で並行在来線が第3セクター化され、新潟県部分を引き継いだえちごトキめき鉄道。
マイナビニュースによると、新型リゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花(せつげっか)」の運行開始日と運行ダイヤや料金案などを発表しました。

「雪月花」は国内最大級のパノラマウィンドウや、足もとから空までの景色を展望できるハイデッキ個室を備えた2両編成の観光列車です。気動車のため、非電化区間にも入れます。

・運行開始日は2016年4月23日
・土休日を中心に、上越妙高〜二本木〜妙高高原〜二本木〜直江津〜名立〜糸魚川間を1往復運行
・運転時刻は上越妙高駅10時19分発・糸魚川駅13時30分着、糸魚川駅14時10分発・上越妙高駅16時46分着となる予定。運転時刻や停車駅は季節によって変動する場合がある
・料金(案)は、最安の「花コース」が大人1名6,000円(ウェルカムドリンクと菓子付き)。食事付きコースとして、午前発便の「雪コース」(1万4,000円)、午後発便の「月コース」(1万2,500円)の2コースを計画
・新潟出身のミシュラン2つ星フレンチシェフ・飯塚隆太氏監修によるレシピにもとづき、地元の旬の食材にこだわった食事を提供。ハイデッキ個室利用の場合、1室1万2,000円の別途料金がかかるとのこと。

ここで注目したいのが、「雪月花」がカフェ・バーを拠点に食事を提供する(座席にて飲食できる)車両。国鉄時代の食堂車は長距離列車の移動時の食事として使われていましたが、新幹線の開業やコンビニの普及、値段の不合理性などで役目を終えました。

一方、この「雪月花」は「グルメを楽しむ」列車。ミシュラン2つ星フレンチシェフ監修のレシピを使った地場食材にこだわった食事。値段から見てもかなり高級なものになりそうです。

「乗って食事も含めて思い出になる」列車を目指していることは明らかで、えちごトキめき鉄道のイメージを支える車両として注目されそうです
posted by カミガタ at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 地方私鉄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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